お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2015.12.14
もし幼い子供から「本当にサンタクロースっているの?」と
尋ねられたら、あなたは何とお答えになりますか。
私でしたら「本当にいるよ~今も昔もね~」と答えるでしょう。
実際フィンランドのロヴァ二エミという所にはサンタクロース村があり
公認サンタクロースが全世界に数百人いるそうです。
資格を得るためにはかなり厳しい審査があるそうです。
*サンタにふさわしい体型とか・・・。
「昔」と言ったのは三世紀の末に現在のトルコのパタラという港町に
ある金持ち夫婦が住んでおり、生まれた男の子にニコラス(神の申し子)という
名前を付けました。ところがニコラスが幼い時に両親が相次いで亡くなり、
孤児となってしまったのです。 しかし両親から莫大な遺産を受け継いだ
ニコラスは、両親から教えられた神への信仰によって若くして神に仕える道を
選び後に大司教になったのでした。
ニコラスの生き方はイエス・キリストの言葉にある、
「受けるよりも与える方が幸いである」を実践する生き方でした。
親から与えられた財産を貧しい人々に与え、
病人のためには薬代を払い、特に愛した孤児の子供たちには本や
玩具を惜しみなく与え施したそうです。
342年ニコラスは人々に愛されつつ天に召されました。
後にサンタ(聖)ニコラスがなまってサンタクロースとしてアメリカに広まりました。
赤い服は当時ニコラスの着た司祭の聖衣によるものです。
*私の司式ガウンもこの季節アドベントから赤にしています。
今度の日曜日(20日)は午前10時15分から。
イヴ礼拝(24日)は午後6時30分からがあります。
忙しい毎日、教会で静まる時・礼拝する時を持ちませんか。
心から歓迎いたします!