PASTOR BLOG 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

2015.12.21

クリスマスって?

 

いよいよ明後日24日は教会で18:30からクリスマスイヴ礼拝が行われます。

ところで「クリスマスって何の日」と尋ねると、多くの人が

「イエス・キリストの誕生日でしょ」と答えられると思います。

しかし残念ながら答えは「NO」なのです。

聖書にはイエス・キリストの誕生の日については言及されていません。

クリスマスは四世紀頃から、

東方教会*ギリシャ正教やロシア正教などでは1月6日を。

西方教会*ローマカトリック プロテスタント教会では12月25日を「キリスト(救い主)の降誕を喜び祝う日)

としてきました。

*三世紀までは誕生は5月20日と推測されていました。12月25日に

祝われたという記録は336年の事といわれています。

この12月25日は ローマ時代の太陽神礼拝の祝日で これに対抗して

教会が「義の太陽」(マラキ4:2)であるキリストの誕生を祝う日と変えられて

いき今日まで守られてきました。

ちなみに「クリスマス」はアングロサクソン語の ”Christes Maesse” つまり

「キリストのミサ(礼拝)」という意味です。

聖書は生まれた「日」より「意味」の方がはるかに大切であると教えているのですね。

「実に神は ひとり子(イエス・キリスト)をさえ惜しまず与えるほどにこの世界を

愛してくださいました。それは 神の御子(イエス・キリスト)を信じる者が

だれ一人滅びず 永遠のいのちを得るためです」(ヨハネ3:16 リビングバイブル訳)

今年もあと僅かとなりました。皆様方の上に神様の祝福が豊かにありますようお祈りいたします!