お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.01.25
北海道大学は先日キャリアセンターのサーバーがサイバー
攻撃を受けた疑いがあると発表しました。サーバーには全在学生
約1万8千人、1998年3月以降の卒業生約9万5千人、
企業など約2千社の計11万件の情報が保管されており、
データが流出した可能性が大きいと言われています。
又最近も携帯電話販売代理店の店員が立場を悪用して客の携帯電話の
メールをのぞき見したなどとして 警視庁はその元店員を逮捕しています。
個人のプライベートな情報が外に漏れることを防ぐために個人情報保護法が
全面施行されて久しいですが、当初この法律が作られた時
よく「性善説」「性悪説」という言葉が使われました。
「性悪説」とはその名の通り”人間の本来の性質は悪である”との考え方です。
個人的には人を疑うより信じる方が良いのですが今回の件もそうですが、
現実の社会、昨今の様々な事件を知る時、人間には大小はあっても
内側に罪があることを知らされます。
ダビデというイスラエルの有名な王は神の前に正直に「私は生まれながらの罪人なのです」
と告白しています。そしてそれは私自身の告白でもあります。
何もない時はいいでしょう。しかし状況によって罪を犯す可能性は多々あり得るのです。
北海道は今まさに大雪のシーズンです。しかし毎年春に心痛めることは
雪の下のゴミのの多さです。我が家の近くにコンビ二があり、高校、短大も
近くにあるからでしょうか。春先にはゴミが沢山出てきます。人間の心も外側で
隠すことはできますが内側には罪があることを認めざるを得ません。
聖書は神の前に人は罪ある者であることを教え 同時に赦しの道を教えている書です。
「わたしは 自分を正しいと思っている人たちのためにではなく 罪人を神に立ち
返らすために来たのです。」(キリスト)