お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.03.21
我が国ではクリスマスは良く知られていますがイースターは
まだまだ定着していませんね。もっとも最近ではディズニーランドで祝われているようですが。
イースターとは「復活祭」のことでイエス・キリストが十字架に
架かり死んで三日目によみがえられたことを覚え祝う日です。
この日は聖書によると「週の初めの日」すなわち日曜日でした。
イースターは325年のニカヤ教会会議で春分の後の
満月の日の後の日曜日と定められました。
昔の人は現代人以上に天を観察し見上げていたのですね。
特にヨーロッパでは厳しい冬の寒さが去り暖かな太陽の訪れを
喜ぶ生命の再生の喜びがイースターの背景にあると思います。
教会ではイースター前の一週間を受難週と呼びます。
*今年は20日ー26日。
人間にとって一番の悩みと苦しみは死の問題だと思います。
イエス・キリストは復活を通し「罪の支払う報酬」である死に
初めて打ち勝った方です。
イースターエッグを今年もローズガーデンでは用意しています。
これは中世社会ではイースターの9週間前は野鳥の卵を採取する
ことが禁止されており 禁が解かれると一斉に人々は野に出て
野鳥の卵を探し それを採って食べていたという風習からくるものです。
また子供たちの楽しみのために美しい色でペイントしたところから始まりました。
教会では27日11時30分から礼拝が行われます。勿論イースターエッグと
素敵なカードも用意しております。どうぞどなたでも気軽にいらしてくださいね。