お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.03.28
NHKの朝ドラ「あさが来た」もいよいよ今週で終わりですね。
私も家内と一緒にほとんど毎回観ています。
ヒロインの「あさ」のモデルとなった廣岡浅子氏の生涯にとても
関心があったからです。
廣岡浅子氏は嘉永2年(1849年)京都の財閥の家に誕生しました。
2歳で将来の結婚相手を決められ*当時はそういうものでした。
17歳で廣岡信五郎氏と結婚します。
その後幕末・明治・大正と女性が社会の表舞台に出る事が極めて
希な時代に決して諦めず それこそ「九転十起」の不屈の精神で
嫁ぎ先の再建・九州の炭鉱事業・銀行の設立・生命保険会社の設立
初の女子大学の設立とその生涯を生き抜きました。
ただ還暦ころに癌が見つかり手術をするのですが 自らの死に直面
した時に廣岡浅子氏の人生観が大きく変わっていきます。
大阪の教会のある牧師を通し聖書を学び霊的覚醒を経験し62歳の時に洗礼を受けたのでした。
NHKですからその辺を描くかどうかわかりませんがその後の廣岡浅子氏
の人生はキリスト教の宣教一筋の人生だったそうです。日本YWCAの中央
委員又大阪YWCA設立のために大変努力されました。
そして大正8年(1919年)平安のうちに天に召されて行かれました。
以下廣岡浅子氏の言葉です。
「神なるキリストにより御覧になれば男子も女子もないのであります。
即ち二人の人間が神の前に結婚した時に二人でなくて完全な一人に
なるのであります。」
「現代が現実を重んずるだけに ドリームを夢みるひとが必要である。
夢を見る人でなければ指導者たることはできない。」
「我らは神のものを私してはならない。 多く与えられているものは
多くださなければならない。」
最愛の聖書の言葉
「愛する者たち。私たちは 今すでに神の子どもです。」(1ヨハネ3:2)