お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.04.11
1987年に韓国の神学大学を卒業し 当時私たちは東南アジアを拠点に
共産圏伝道をすることがヴィジョンでした。当時はソ連をはじめ東欧諸国があり
ドイツも分断されていました。
卒業後一旦帰国し愛知の教会で教会生活を送りながら宣教師ビザの取得の
ために何度も申請し努力しました。しかし2年間待てども待てども宣教師ビザを
取得できず道は開かれませんでした。
そんな時 神様のみこころ(神様が私に望んでいること)は海外ではなく、
この誠にクリスチャンの少ない*人口の1%以下といわれる、 わが祖国日本
それも私の第二の故郷 北海道 札幌で開拓伝道*まったくのゼロから教会を始める事。
ではないかと思うようになりました。
心にも平安があり 1989年の春に
一台のいただいたボンゴ車に家財道具のすべてを満載して
名古屋港から家族3人フェリーに乗船し苫小牧へと旅立ちました。
その時家内のお腹の中には7ヶ月の赤ちゃんがおり 少し心配しましたが
結局は私と長女が船酔いし、家内は一人元気でした!
当初マンションの一部屋 借家 区民センターなど借りて礼拝などしていましたが
神様の不思議な導きによって大通西に教会堂が与えられました。
留学中よりカウンセリングを学んでいましたので、当初から
「キリスト教相談センター」を開設し この働きを通して様々な人生の
悩み 苦しみを負った方々が教会に導かれ
聖書のことばとイエス・キリストによる救いと癒しを経験することができました。
そしてこれも神様の不思議な導きによって
2010年にローズガーデン クライスト教会が建て上げられ、主任牧師になりました。
2011年にも桑園に教会堂が建て上げられました。
信仰によって踏み出した時に 神様は道を開いてくださいました。
勿論多くの喜びと同時に多くの苦しみも経験しました。
神様からのちょっと厳しい訓練を受けたわけです。
ご存知のように北海道は多くの開拓者によって開墾された地です。
「あさが来た」の五代氏のことばではありませんが
「first penguin」 最初に海に飛び込むペンギンが沢山いたのです。
開拓者=pioneer パイオニア 私の好きなことばです。
私の祈りにはまだまだ次の開拓のヴィジョンがありますよ!
もしかしたらこれが若さの秘訣なのかもしれません!?