お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.05.09
来週の日曜日(5月15日)は「ペンテコステ」です。
「ペンテコステ?」
「ペンタゴン」は知っていても多分多くの方が知らない言葉だと思います。
キリスト教会ではクリスマス・イースターと並んで記念され祝われる日なのです。
「ペンテコステ」とはギリシャ語で「50」の意味があり
「聖霊降臨日」とも呼ばれています。
これはイエス・キリストが十字架に架けられ
死んで葬られ三日目に復活して50日目(昇天して10日後)に
聖霊なる神が弟子たちにくだり
弟子たちは異国の言葉で話し出したりその後様々な奇跡が起こり
迫害を恐れていた弟子たちも大胆に変えられ福音(神の救いの知らせ)を語り始め
全世界に宣教が伝えられることがスタートしました。
4世紀末ころから「教会設立の記念日」として教会で守られています。
イエスさまの弟子は当初12人でしたが
特にこのペンテコステ以降全世界に福音が伝えられ急速に拡大し
現在もこの聖霊なる神の働きは世界中で続けられています。
私はかつて神と全く無関係に自分中心に刹那的に生きていましたが
デンマーク留学中にリバイバル(信仰復興)が起きていた
小さな村で聖霊を受ける経験をしました。
その頃つけていた日記にも
「1974年9月22日
ー 自分の一生でも忘れ得ぬ日になるかもしれない -
それは初めてこの目で聖霊の導きというものを見たからである
(中略)
今でもこの胸は高まっている。
帰りの車の中でヘンヌ*私を導いてくれたおばあちゃん。に
バプテスマ(洗礼)を受けたいと告白する。
罪深い自分であるが・・・。」
と書いています。
聖霊なる神の働きによって自分の罪が判り
悔い改めと信仰告白に導かれたのです。
かつては神を神とも思わず侮っていた者が今は礼拝する者と変えられました。
すなわち回心しました。
この事こそ私の人生の中での最初の奇跡体験でした。
そして何とその後神様の導きによってこのような者
が牧師として教会の働きに仕えているのです。
ハレルヤ!