PASTOR BLOG 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

2016.10.18

寛容

 

教会での挙式の際 入場後最初に聖書を朗読します。

Ⅰコリント人への手紙13章からお読みします。

この手紙はパウロというキリストの使徒によって今からおよそ1950年前

*我が国は弥生時代。 に書き送られた手紙です。

その時代に「愛とは何であるか」と語られたということはすごい事ですね。

さて最初に記されている言葉は「愛は寛容です。」という言葉です。

角川辞典では寛容とは「心が広くてよく受け入れること」とありますが

聖書の言語的な意味は

・耐え忍ぶ  対人関係において その人の評価をゆっくり判断する

結論を出すということができます。

特に悪い方の結論を出すのには

できるだけゆっくり出す事が寛容であるということができます。

さて結婚式が終わりいざ結婚生活がスタートすると

一緒に生活する相手の言動が気にかかります。

そしてついつい「君は〇〇だね」「あなたは〇〇な人ね」と

すぐに指摘・評価・結論を出してしまうことが誰にでもあるのではないでしょうか。

性急に判断・結論を出すことで

人間(夫婦)関係がたわいもなく壊れていってしまうことが多くあります。

皆さんゆっくり結論を出すように心がけましょうね。