お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2016.12.21
アメリカにはメガチャーチという教会員が数万人という教会があります。
あるメガチャーチでは毎年体育館を借り切って
クリスマスには本格的な「降誕劇」が行われます。
およそ二千年前のユダヤのベツレヘムを再現するのです。
ヨセフ マリヤ 赤ちゃんイエスさま 宿屋の主人 多くの群集・・・。
「飼葉桶」にイエスさまが寝かされたということで
本物の馬やロバや羊が連れて来られ
いよいよ東方から博士たちが尋ねて来るという
クライマックスのシーンを劇は迎えました。
すると突然会場の最前列に座っていた一人のご婦人が
「キャ~」と叫んだのです。WHY?
家畜たちが泥水をご婦人の前で撒き散らし
全身に浴びてしまってしまったのです・・・。
イエスさまが誕生された場所は病院でも王室でもありませんでした。
正確にはほろ穴と言われています。
すべての宿屋に断られ、暗く、不衛生な場所で誕生されたのです。
また当時ローマ帝国の圧政によって多くの人々が苦しめられていました。
およそ二千年後の今日の世界はいかがでしょうか。
今年一年を振り返っても多くの犯罪・テロ・殺人・紛争・難民問題・・・
決して世界は明るいとは言えません。
聖書に
「キリストには永遠のいのちがあります。
全人類に与えるいのちです。
そのいのちは暗闇の中でさんぜんと輝いていて
どんな暗闇もこの光を消すことはできません。
イエス・キリストこそはほんとうの光です。」
(ヨハネ1:4~6*リビングバイブル)
という言葉があります。
今年も後 僅かですが
一人でも多くの人々が平和(平安)の中に
クリスマスを迎えることができますようにお祈りいたします。