お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.01.30
先日 新しく選ばれた米国大統領の就任式が行われました。
聖書の上に手を置き誓約するのですが
「えっ政教分離じゃないの?」と思われた方も多いと思いますが
アメリカという国が英国から渡って来たピューリタンによって
建国されたことによることが大きいと思われます。*勿論先住民がおりましたが。
さてキリスト教会における結婚式で
特に大切な場面は実は神と参列者の前における「誓約」と「結婚宣言」です。
誓いの口づけのシーンに注目されるかもしれませんが・・・。
英国のウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式をご覧になった方がおられるでしょうか。
あの時は司式者の牧師の言う誓約の言葉をお二人は復唱されていました。
あのような形でできれば良いのですが実際はなかなか難しいもので
ローズガーデン クライスト教会では式の中で
予め短い誓約文を暗記をして
お二人で手をつなぎ見つめ合って誓約していただくスタイルを採用しています。
難しいように思われますが集中して練習すると意外と簡単に暗記できるものですよ。
勿論それでも難しい方のために
誓約文を読むスタイルで誓約するカップルもいらっしゃいます。
その後 指輪交換 祈り 誓約書署名と続き
神と参列者に向かいお二人の結婚を司式者が宣言するわけです。
どのような格好になるかお知りになりたい方は
ユース礼拝堂の私の部屋のドアに絵が貼ってありますので
ご自由にご覧ください。
教会のスタッフが似顔絵を書いてくれました。
「この絵ください~」と何人かの方がコピーされて行かれましたが・・・。
その宣言の中で聖書の言葉が引用されます。
「だから二人はもはや別々ではなく一体である。
従って神が結び合わせてくださったものを
人は離してはならない。」(マタイ19:6)
私たち夫婦は今年結婚をして37年になるのですが
誰かに「結婚生活継続の秘訣は何ですか」と尋ねられたならば
迷うことなく「神様が結び合わせてくださったからと信じています。」
とお答えすることでしょう。
<誓約文> ※( )は新婦から新郎への誓いの言葉です。
「私は 今日あなたと結婚し
あなたの夫(妻)になろうとしています
私はあなたを愛し(敬い)
健康の時も 病いの時も
富める時も 貧しき時も
変わることなく いのちの限り
誠実であることを(愛することを)誓います」