お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.03.20
3月も下旬となりました。
私自身の暦ではもう春がやって来ました。
これから雪が降ろうが寒さがぶり返えそうが”Spring has come”です。
「もうこっちのもの~!」という感じです。
後は静かに楽しみながら雪解けを待っていればいいのです。
さて私たち道民であることの幸せは
美味しい食べ物が沢山あるということです。
しかし我が国は世界で一番「孤食」をする国民だそうです。
そういえば我が家も子供たちが小さかった時は
ほとんどいっしょに食事をしていましたが
最近はバラバラですし、食事時間も短いと思います。
つい最近家内と娘は10日程海外へ旅行へ行き私一人で食事をしました。
食事というものは仲の良い人とすると楽しいものですが、
一人で食べることほど味気ないものはありません。
私が40年前以上昔にホームステイしていた
デンマークの家庭*夫婦二人に四人の子供での食事は実に賑やかでした。
私の前は会話が飛び交っていました。
留学で一番学んだことは夫婦と家庭ののあり方でした。
聖書を読むとイエスさまもお忙しい中
本当によく人々と食事をされていたことがわかります。
弟子たちだけでなく、当時人々から嫌われていた罪人
取税人 遊女たちとも食事をされています。
十字架に架けられる前の晩も、復活された後も
まず最初に弟子たちと食事をされました。
初代教会のクリスチャンも「そして毎日、心を一つにして宮に集まり
家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし・・・」と書いてあります。
そこに真実の愛があったからこそ生きることに厳しい時代
みんなで集まり分かち合い食事をともにしたのです。
食事の内容もそうですが、家庭でともに食事をするということは、
子供の心の健康と大変関係があるという文章を読んだことがあります。
みなさんはいかがでしょうか。
夫婦円満の秘訣の一つは一緒に食事をし会話を沢山することと言っていいでしょう。
大切にしたいものです。