お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.04.10
来週16日はイースター礼拝が行われます。
10時40分からイースター礼拝
11時30分からコンサートです。
皆様を心から歓迎いたします。
さて最近は大型スーパーでも
イースターのイベントが行われるようになりました。
感謝ですがクリスマスと同じで
本来の意味を知らずに行われるのであれば少し残念です。
イースターは聖書によるとイエス・キリストが十字架に架かり葬られ
三日目に復活されたことによります。
クリスマスは12月25日と決まっているのに対して、
イースターはその年によって違います。
その日は”春分の次の満月の直後の日曜日”
と遥か昔の教会会議で定められました。
英国やドイツの昔からの祭りとも重なり、
欧州では厳しい冬が去り暖かい太陽の訪れを喜ぶ
春のお祭りがイースターの背景にあるといえます。
さて私たちクリスチャンにとってイースターは
”死と死後の問題”について解決を与えてくださった
素晴らしい良き日です。
私は5歳頃 愛犬を失いました。
ある夕暮れ私が一人で愛犬と散歩をしていました。
すると遠くから黒い大きな犬が近づいてくるではありませんか。
最初は互いに臭いを嗅ぎ合っていたのですが
突然その大きな黒い犬が襲いかかってきたのです。
爪が目に入ったらしく愛犬は流血しました。
慌てて自宅に帰り手当をしました。
*60年近く前 動物病院などありませんでした。
しかし食欲も無くなり愛犬はだんだん衰弱し
数日後の朝 冷たくなっているのを発見しました。
ついこの間まで一緒に遊び心から可愛がっていた
愛犬が冷たく硬くなっているのです。
家の庭に埋めましたが悲しくて涙が流れました。
生きているものが死ぬ姿を人生で初めて体験したのです。
それ以来 死が怖くて怖くてしかたなく
真夜中に目を覚ますこともありました。
死は私の中で解決のできない問題となったのです。
ですから結局のところなるべく考えないことにしたのです。
話が長くなりますので省略しますが
20歳の時デンマークに留学し
人生について考える時間が与えられました。
私は田舎の教会に行き求道者となり
生きることそして死についての解決を求め
聖書を読み始めました。
そしてその書から解決を得たのです。
聖書を通し死は絶望ではなくなりました。
イースターは人々に死の向こうに
希望があることを覚える日でもあります。
16日はイースターエッグを全員にプレゼントいたします。
是非いらしてくださいね。