お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.06.12
私たちは日々の生活の中で
「当たり前」と思っていることが多いのではないでしょうか。
例えば心臓が動いていること
毎日毎日眠っているときも
その存在を忘れているときも
心臓は動き続けています。
私は9月で64歳になりますが
一日約10万回 64年 =
約23億3千6百万回毎日毎日
今まで忠実に動き働いていてきました。
人体を知れば知るほどその精巧さに驚かされます。
血管(動脈・静脈・毛細血管)の長さは個人差はあるものの
成人でおよそ9~10万km
地球をふたまわり半の長さです。
人体の構造のすごさ素晴らしさを知れば知るほど
もっと大切に大事にしなければと思います。
時々教会に誕生された赤ちゃんを見せにきてくださるご夫婦がいらっしゃいますが
生命の誕生も驚くべきことです。
一個の受精卵から分裂しながら十か月かかって
一人の人間としてこの世に誕生するのです。
一個の受精卵の大きさは約0.2mmと言われています。
その中の核の中にDNAの遺伝子情報が
生命の暗号として組み込まれているのです。
結婚をしてしばらくして妻が妊娠しました。
私たちは最初に女の子が産まれてくることを願い祈り名前も決めてしまいました。
毎日妻のお腹に手を置いて祈り 話しかけました。
*今は聖歌隊でyou raise me up を歌っています。
十か月で一個の細胞が約60兆個に
9~10万kmの血管が作られ血液が流れるのです。
「神は 精巧に私の体のすべての器官を造り
母の胎内で組み立ててくださいました。
こんなにも複雑かつ緻密に仕上げてくださったことに感謝します。
想像することもできないくらい 素晴らしいことです。
あなたのわざは驚くべきもので
わたしにはとうてい理解することはできません。」
という言葉が聖書にありますがまさにその通りです。
子供は決して”自分で作った できた”ものではなく授かったものです。
日々の生活の中で「当たり前」と思っていることが多いと
感謝や感動が少なくなってしまいます。