お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.07.17
最近ある芸能人夫婦の離婚問題で
夫人の怒りのメッセージがSNSで拡散しているようです。
さて複雑な社会となり
日常生活の中で感情を爆発させたいというようなこともあるのではないでしょうか。
そのような時あなたはどうされますか。
聖書から考えますと創造主は
我々人間を感情を持つものとして創造されたということがわかります。
ですからたとえそれが怒りであっても
怒りの感情そのものは悪ではないということです。
例えば弱い立場の人が虐げられている姿を見て怒るのは当然のことです。
しかし私たちの日常生活での怒りの多くは
身勝手な自己中心なものから発生することが多いのが現実ではないでしょうか。
聖書に次のような言葉があります。
「気の短い者はすぐけんかを始め
冷静な人はその場をうまくおさめます」
(箴言15:18 LB訳)
「自分の心をコントロールできない人は
堀を埋めた城のように戦う力がありません」
(同上25:28)
感情をコントロールできない人は
敵に心を占領され支配され敗北してしまうのです。
結婚生活でも同じことが言えるかもしれません。
私たちは37年前の9月に結婚しましたが
その後まもなく妻は妊娠をしました。
そしてすぐに妻に異変が表れました。
食べ物の好みだけではなく
あのやさしかった妻がやさしくなくなったのです。
そうです。”つわり”が始まったのです。
つわりの経験のない私(笑)はその変わり方にショックを受け感情を害し
次の年の正月早々プチ家出をしてしまいました。
といっても近くのカフェ*当時は喫茶店で
半日 本を読み 頭を冷やし、心を静めていました。
結婚以来私たちは果たしてどれくらい喧嘩をして
互いの感情を害したでしょうか。
幸い大戦レベルはありませんが地域紛争レベルは多々ありました(あります)。
しかし神の恵みによって37年間結婚生活を維持できたのは
次の聖書の言葉によるところが多いです。
「怒っても罪を犯してはなりません。
日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません」
(エペソ4:27)
「日が暮れるまで」すなわちその日が終わる前に終戦を迎えたことです。
神の前に悔い改め告白したことです。
例外も2、3回あったかもしれませんが・・・。