お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2017.09.11
結婚式の司式をさせいただき今年で26年になりますが
そこで多くの涙を見てきました。
ベールダウンをして会堂に入って来るお母様の涙
入場時の花嫁の涙
それを見守る親族や友人の涙
退場時それを見送るお父様の号泣
誓約時の新郎の嗚咽・・・
感動のひと時に関わらさせていただき心から感謝をしています。
先日は台湾からゲスト合わせて30名くらいの方が挙式のために来られました。
最近感謝なことに台湾は勿論
中国 香港からも多くの方々が挙式のために来られます。
先日の式では退場時ご両親をはじめ皆さんが涙を流されていました。
新郎新婦は退場しつつほとんどの人と握手しハグされていました。
涙率?は日本人よりはるかに高いですね。
ところで皆さんは最近涙を流されたでしょうか。
私はというと・・・残念ながらほとんどないのです。
幼い時は三歳上の兄と喧嘩をしよく泣いたものです。
記憶にはっきり残っているのは二十歳の時
デンマークに渡り教会に行き聖書を通し
自分の罪深さと神の愛と赦しを知り私は涙しました。
洗礼を受けた時 主の晩餐式*イエス・キリストの十字架を覚え
クリスチャンがパンとぶどう酒(ジュース)を飲む儀式
の時 感動の余り私は涙しました。
しかし最近の私は・・・
涙を流す心の清い人は幸いだと思います(マタイ5:8)
自分の感情を素直に表せる人は幸いだと思います。
逆に心の扉を閉じてしまう人は重荷をため込んでしまうことがあります。
イエスというお方も涙の人でした。
Jesus wept(イエスは涙を流された)(ヨハネ11:35)
*英訳聖書では一番短い節です。
哀れみ深く その人の立場になって感じることのできる人
私もそのような人間になりたいです。
「喜ぶ人といっしょに喜び 泣く者といっしょに泣きなさい」
(ローマ12:15)