お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2018.01.15
昨年12月たまたまTVのチャンネルを操作していたら
「中居正広のキンスマ」で体幹リセットダイエットが特集されていました。
その本が書店で大ヒットだそうで
その実践的なトレーニング方法とゲストの一か月の検証結果が放映されていました。
「これは面白い!」と私たち夫婦もおよそ一か月実践していますが
二人とも今のところ順調に体重が減っているようです。
さてその番組の後半は3年前ノーベル医学生理学賞を受賞された
山中伸弥教授が救われたと言われる故日野原重明聖路加病院名誉医院長著
「生きていくあなたへ」からの言葉が紹介されていました。
教授が感銘し救われた言葉とは
①迷った時には遠くを見つめる
「新しいことを始めるとき そしてまわりの人がそのことを理解せず反対されたとき
『遠くを見つめる』ということを思い出してください」
「遠くを見る 表明する そして実践する
これこそが僕達人間が持つ 意志の力を形にするために必要なプロセスです。
まったく抵抗のないチャレンジはありません。
むしろ 抵抗があるからこそチャレンジなのです。」
(生きていくあなたへP.140、141)
*ローズガーデンも景色が良く「遠くを見つめる」には良いところですよ。
②人生は人のために捧げる
「日本で初めてのハイジャック事件となったよど号事件から無事帰還できたとき
妻と抱き合ったあの一体感 あの瞬間というものは
今もはっきりと続いている感覚です。
あのとき 妻と一緒に『これからは自分の命を人のために使おう』と
泣きながら決意したことが その後の僕の人生の支えになり
今日まで歩き続けることができたからです」(同書P.52,53)
*私も残りの人生 そうありたいと祈り願っています・・・
③keep on going(前に進み続けよう)
「人間というのは不思議なもので 苦しいとき
逆境のときにこそ自分の根源と出会うことができるのです。
病や苦難によって 新しい自分を見つけたら
その恵みを受け取ると同時に 過去の自分の皮を脱ぎ捨てましょう。
常に『キープオンゴーイング(前に進み続けよう)』
若々しさの秘訣にもつながる 僕の大好きな言葉です。」(同書P.155)
*どんなことがあっても後ろを振り向かず前を見つめて歩みたいものです。
番組の後 書店に行って購入しようとしたところ
品切れで結局13冊注文しクリスマスプレゼントで
色々な人に差し上げました。
105歳で天に召された日野原先生の遺言です。
現代に生きる私たちへの大切な遺言です。