お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2018.01.29
来週いよいよ韓国平昌冬季オリンピックが開催されます。
私は韓国の神学大学に1985年から留学し
計10回くらい彼の地を訪れています。
留学は妻と当時4歳の娘を連れていきました。
実に色々な経験をさせていただきました。
先日も教会に光州から宣教チームの方々が教会に来られ
韓国料理を作ってくださいましが韓国料理が大好きです。
板門店にも二回行きましたが検問所で
「突発的な出来事が起こり命に係わることがあっても自己責任であることを認めます」
といった証明書にサインをさせられました。
留学中はアジア・アフリカから13カ国
30数名の留学生といっしょに生活しました。
異文化のため沢山の楽しい面白い思い出があります。
いつかブログで紹介できれば幸いです。
さて私がその神学大学の日本人で最初の卒業生となったのですが
その後何人かの学生が入学されました。
そのうちの一人が後日宣教のためにネパールへ行かれ
その旅行の話を聞いたことがあります。
「旅先での水には気をつけろ」と言われます。
私も東南アジアのある国で三日間苦しんだことがあります・・・。
その方は極力注意され口に入れるのはミネラルウォーターか
煮沸した水だけにしていたそうです。
ところがある朝 歯磨きをした時 ついうっかり
蛇口をひねり数滴の水道水をコップに足してしまったそうです。
「あっまずい!」と思ったそうですが
「別に飲むわけでないから」と口を注いでしまったそうです。
そしてその日から三日間
ベッドからまったく動くことができない状態になってしまったそうです。
悪寒 発熱 腹痛 嘔吐 吐血・・・
人生で初めて自らの死を覚悟したそうです。
四日目あたりから持参した薬の効果か徐々に回復され
何とか起き上がることができるようになったそうです。
後日 本人曰く
「ほんの一滴の水がここまで身体に深刻な影響を与えるというのは 大きな驚きでした。
しかし これは私たちの生活にも言えることだと思います。
ほんの一滴でも『罪』のしずくが入り込んだなら
私たちの人生を台無しにしてしまいます。
私自身の苦しい経験を通して神様は大切なことを教えてくださいました。」と。