お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2018.09.11
先週私たちの住む北海道で
観測史上最大の地震が起こりました。
今日現在死者41名 2000名近くの方々が
今だ避難生活を続けておられます。
電気はほぼ復旧されましたが
断水が続いている地域もあります。
改めて心よりご冥福をお祈りいたします。
そして被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
テレビなどでご家族を亡くされた方にインタビューされ
その悲しみの声をダイレクトで聴くことができる時代に私たちは今 生きています。
しかし深い悲しみの中にあるご遺族に何とお声をかけていいのか言葉がありません。
一日も早く復興し悲しみの傷が少しでも
癒されていかれることを祈るばかりです。
英国の神学者W・バークレーという方の著書に
「The Plain Man’s Book of Prayer」
というタイトルの本があります。
色々な祈りが列挙されているのですが
その中に
「愛する者が召されて悲しむ時」
という箇所があります。
「父なる神さま
あなたは 私たちが苦しむ時
苦しんでくださる方であることを
知っています
私たちは 悲しみのうちに
あなただけが与えることのできる
慰めを求めて
今 あなたに近づいています
あなたは全き知恵と全き愛と力により
常に最も良きように働いてくださることを
確信させてください
御父の御手を信じ
あなたの子らが不必要に涙を
流すことがないようにさせてください
私たちはあなたの愛を確信し
自分の理解しえないことでも
受け入れることができるように
させてください
あなたの助けににより
きょう 死の暗黒について考えないで
いつも御前にあり いつもあなたと共にある
永遠の命のすばらしさについて
考えさせてください
あなたの助けにより 恵みを受け
勇気をもって人生に立ち向かわせてください
(中略)
私たちを慰め 支え 力づけ
そして やがて私たちを
静かな水際(みぎわ)にある緑の牧場に導いて
私たちを愛し しばしのあいだ別れている者たちに
再び会わせてください」
アーメン