お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2019.02.11
先週北海道陸別では-31・8度を記録しました。
今季全国最低温度でした。
大変寒い今日この頃ですが皆さまお元気でしょうか。
丁度雪まつりの時期で本州から来られた方が
「こんなに寒いとは思わなかった。早く帰りたい~」と
TVインタビューに応えておられました。
そうでしょうね。
暖かな地方に住んでいれば確かに
この時期の寒さは身にしみることでしょう。
そういう私も18歳の時に横浜から北海道にやって来ましたが
寒さと風の強さを強く体感しました。
そんな私も
”あれから47年”
すっかり北海道民となりました。
本州の暑さより北海道の寒さの方が
耐えることが私にはできます。
さて人生にも辛い厳しい冬の時期を
過ごさねばならない時があります。
あなたの経験はいかがでしょうか。
私は聖書を通して人生における
苦難の問題を次のように受け止めるようになりました。
苦難といってもそれこそ
「身から出た錆」もありますし
自然災害など自分の力では
どうしようもならないこともありますが・・・
・苦難の中にあっても慰めを受ける
秘訣がある*慰めてくださるお方がおられる。
・苦難を通して同じ苦しみの中に
ある人に少しでも寄り添える者となれた。
「人々を慰める力は高い代価を支払わずには得られない。
それはみずから悲しむことによってのみ
得られるものなのである」
私は若い日に結構失恋を経験しました。
「失恋で悩む若人よ我に来たれ!」
又まったくのゼロから教会をスタートしました。
「キリスト教人生相談」のカウンセラーもしていましたので
実に多くの方々と出会いました。
正直色々なことがありました。
プライベートでも困難の道がありました。
長女が誕生する時ドクターから
「生きられるか胎内で死んでしまうかもしれません。
生まれたとしても障害を持つことも
覚悟しておいてください」と言われました。
・苦難に耐え抜く力を神は与えてくださいます。
「神は真実な方です。
あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。
むしろ耐えれるように試練とともに脱出の
道をも備えていてくださいます。」
(1 コリント10:13b)
多くのクリスチャンはこの言葉に慰めを得ています。
・苦難を通して私たちは煉(ね)られていくものです。
自己中心的で自我の強い人間が
苦難を通し砕かれへりくだる人へと
変えられて行く姿を沢山見てきました。
・苦難を分かち合える友がいます。
幸い教会にはそのような方がおられます。
何もできなくともその人のために祈る友が教会にはいます。
*祈りの必要な方がおられれば是非教会にいらしてください。
苦難については親も友も学校でも教えてくれません。
人生の実生活の中での経験を通し学ぶ大切なレッスンです。
私は筋トレをしますが何もしないと
衰え(弱くなって)ていくばかりです。
人生の中の苦難も同じです。
夕張や富良野のメロンはなぜにあのような甘味が出るのでしょうか。
それは盆地で寒暖さが大きいからです。
人生の中の苦難も同じです。
苦難を通し内なる人が強められ
優しい人格が形成されていくのではないでしょうか。
誰でももできれば苦難には会いたくはありません。
しかし苦難を通して人生の中の大切なレッスンを学ばされます。
あなたはいかがでしょうか。
*苦難の中にある人へ
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「In Christ akone」
「主よみもとに近づかん」
「イエスが愛したように」
お勧めします。