お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2019.05.20
「愛は決して自慢せず高慢になりません」(1コリント13:4b)
人は自分でも知らないうちに自慢したり高慢になったり
人を見下してしまったりしているものです。
一番厄介なことはそれに自分が気づいていないことです。
あなたの周りにはそのような人はいないでしょうか。
人間は原罪を持って生まれたものと聖書は語っています。
「高慢」はおそらくその一番の罪と言っていいでしょう。
さて福音書を読むとイエスという方がこの世に来られ
生涯”しもべ”としてへりくだり
貧しく疎外されていた人々に近づき隣人となられ
徹底的に謙遜な生き方をされた方であることを知ることができます。
本当に誰からも相手にされない人々の
ところに出かけられ愛し慰め癒されたのです。
また弟子たちの汚い臭い足を一人一人水で洗い拭かれました。
当時奴隷のしもべがすることでした。
それは十字架にかかる前であり
弟子たちはやがて自分から逃げ去って
行くことがわかっていました。
自分を裏切る人々の足を洗うことができるでしょうか。
いや挨拶さえしたくないのでしょうか。
家庭でも謙遜になって互いに仕え合う心が
あれば平和になるのではないでしょうか。
「人の心の高慢は破壊に先立ち
謙遜は栄誉に先立つ」(箴言18:12)
破壊的な人生を歩みたければ
高慢な生き方をすれば良いのです。
神様からの栄誉を得たければ
謙遜な生き方をすることがその秘訣です。