お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2019.06.10
札幌で幼児虐待による実に痛ましい事件が起きました。
先週も記しましたが子供のいのちと人格は
親のものだけではないのです。
聖書に
「見よ 子どもたちは主(神)の賜物胎の実は報酬」(詩編127:3)
という言葉がありますが子供は神様から授かった大切な賜物
プレゼント 贈り物なのです。
「子どもを造った」
「子どもができた」ではないのです。
さて今日は人生について記したいと思います。
一度だけの大切な人生ですから心に留めていただきたいのです。
①人生にはスタートとゴールがあるということです。
あなたが誕生した日があります。
周りの人々はあなたの誕生を喜んだことでしょう。
そしていつの日か人生を終える日
クリスチャンは「天に召される日」がやって来るのです。
あなたは何歳ですか。
今年ももう少しで半分ですね。
ついこの間「明けましておめでとうございます。」と言ったばかりですね。
旅でもマラソンでも折り返し点を過ぎれば
後半は早く過ぎると感じるものです。
男性ですと平均約28000日
女性ですと平均約30000日
生きれるわけですが勿論それ以上の
人もそれ以下の人もいるわけです。
私は毎日新聞を読みますが
必ず死亡広告欄に目を通します。
「天寿を全うされたな~」と思う人もいれば
「もう少しで年金をもらえたのに~」と思う人もいます。
クリスチャンは聖書を通して人生は
旅であり自分たちはその旅人であると理解しています。
そうです「天国への旅人」であるのです。
生まれた日がスタートでありゴールは
天国であると理解しこの世を生きているのです。
あなたのゴールはどこでしょうか?
先々週運動会が各地の小学校で行われました。
小学生時代を東京で過ごした私にとって
北海道の運動会は軽いカルチャーショックでした。
何しろ前日から席取りをしなければならなかったからです。
*娘たちが小学生であった30年前の話
運動会の徒競走ではゴールに向かって走ります。
ゴールがわからねばどこをどう走っていいのかわかりません。
人生にはスタートした日とゴールする日があるのです。
天国があなたのゴールとなることができますように!
その確信をもって生きることができますように。
今年の1月と3月に私がデンマークに居た時の
ホームステイ先のお父さんとお母さんが
天に召されて行かれました。
本当に仲の良いご夫妻でした。
3年前訪問した時はお元気でしたが・・・。
教会の墓地に夫婦いっしょに埋葬されました。
悲しいのですが絶望ではないのです。
旅の終わりの日にドールの先の天国での再会を
待ち望みつつ今を生きています。