お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2020.05.04
今日は「こどもの日」ですね。
教会で結婚式をされたお二人が
誕生された赤ちゃんを見せに来てくれたり
また礼拝堂で祝福式を依頼されることがあります。
下記はDr.ドブソンの「家族のために」からの引用です。
「赤ちゃんは、白紙でこの世に生まれてくるのでしょうか。
それとも、その一人一人に特有の性格を
初めからもって生まれてくるのでしょうか。
ひと昔前の行動科学の専門家たちは
赤ちゃんは白紙の状態で生まれて来て
親や周りの環境によってすべてが形作られるのだと考えました。
しかし、今ではそのような意見を
そのまま信じる親はあまりいないでしょう。
二人以上のこどもを持つ母親なら誰でも
胸に抱いたその瞬間に、子ども一人一人の
違いが分かると言います。
児童発達心理学者たちも同じ意見です。
ある研究調査では、子どもの気分や、行動や反応のレベルなど
九つの分野での個人差を調べました。
子どものそれらの性質は、成長しても
変わらないという傾向が読み取れました。
この調査は、ほんの一例にすぎません。
生まれた時点での赤ちゃんの様々な違いは
今後の研究でも、さらに明かされていくでしょう。
考えても見てください。
雪の結晶や小さな砂の粒一つ一つは
すべて違っているのですから
人間だけが電子部品のようにまったく同じようにして
生まれてくると考えるのは、おかしな話です。
もちろん、環境や経験が人の人格に及ぼす影響を
否定する人は誰もいませんが
私たち人間は生まれた瞬間から一人一人が
他の誰とも比べようのない特別な存在なのです。」