お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2020.11.30
子どもが幼い頃から
自分の行動に責任を取らせることをしないと
未熟な大人になってしまいます。
「自分の行動には責任が伴うこと」を
子どもには充分教え込むべきです。
しかし、それができない親が多いのです。
例えば、十歳の子どもが万引きをして捕まっても
呼ばれた親がその子に変わってひたすら謝り続け
当の本人はどこ吹く風です。
自分の子どもが無免許運転で捕まっても
親が罰金を払ってしまいます。
可愛いわが子を苦しませたくない親心から
こんな風に子どもが当然とるべき責任を
取らせない親が珍しくないのです。
その結果、痛い思いを味わうことなしに
大人になってしまいます。
思春期になっても、困ったら
いつも親に助け出してもらわなければなりません。
どうしたら、この悪循環を断ち切れるでしょう。
言うまでもなく責任を取らせることです。
お弁当を忘れたら、親が届けてあげるのではなく
お昼は我慢させるのです。
朝寝坊したら、学校まで親が車で送ってやるのではなく
遅刻しても学校まで歩かせるのです。
もちろん、このやり方には行き過ぎがあってはいけません。
しかし、自分の無責任のつけを自分で払うことによって
子どもは、後々になって役立つ
貴重な教訓を学ぶことができるのです。
「家族のために」より*ファミリーフォーカス ジャパンの
許可を得て掲載