PASTOR BLOG 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

2021.04.05

聖書のことば④

「お父様(父なる神)どうかこの人たちを

赦してあげてください。

彼らは自分が何をしているのか何も分かっていないのです。」

(ルカ23:34)*現代訳

日曜日はイエス・キリストの

復活を祝うイースターでした。

バプテスマ式(洗礼)式や

コンサートも行われ、感謝な一日でした。

さて、上記のことばは

イエスさまが、十字架の上で苦しまれたときに

最初に発せられたことばです。

あなたは今までの人生の中で一番

どうのような身体上苦しい経験をされたでしょうか。

私も色々ありました。

冠動脈のステント手術や

1977年初めて韓国に行ったときに伝染病を患い

数日間、激しい下痢に苦しめられたこと・・・。

しかし麻酔や抗生物質で

耐えられないというものではありませんでした。

本当に苦しい時はきれいごとは言えません。

イエスさまは十字架という

最も惨たらしい処刑の中で

十字架に付けた人のために

赦しの祈りをされたのです。

十字架に付けられる前にもあざけられ、ののしられ

鞭や棒で打たれ、荊の冠を被せられ

ゴルゴタという処刑所に連行され

両手両足に釘を打たれ

高く掲げられたのです。

そのような中で、ご自分を十字架に掛け

嘲笑する人々への赦しの祈りでした。

あなたは今、赦せない人がいますか。

赦しの問題は簡単なことではありません。

その人でなければ分からないことがあります。

しかし人を赦せないまま

一度の大切な人生を生きていかれますか。

ある人は、赦しとは

「キリストにあって復讐する権利を放棄することである」

と言いました。

イエス・キリストの愛と赦しを真に経験すると

心に平安が与えられます。

あれほどまでに、赦せなかった自分が

内側から変えられていくのです。

又イエスさまの十字架は私たち人間の

罪の身代わりのためでもありました。

裁かれるべき罪をイエスさまが受けてくださったのです。

神様は私たち人間の罪の

赦しの御業をなし終えてくださいました。

そのことを信頼(信仰)することを今日

神様は望んでおられます。

どうぞその救いをご自分のものとされてください。

「互いに親切にし優しく振舞い

神がキリストによってあなたがたを

赦してくださったように

あなたがたも互いに赦し合いなさい」

(エペソ4:32)現代訳