お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2021.06.21
離婚が子どもたちに及ぼす影響を
あなどることはできません。
両親との暖かく信頼に満ちた関係が
子どもの情緒的発達に必要であることは良く知られた事実です。
親子の関係を阻害するものは何でも
子どもの精神衛生に後々まで響きます。
離婚の悲しい現実に目を開かせてくれる
米国のある調査結果を紹介しましょう。
離婚家庭の子どもたちの90%は
両親が別居した時点で強い悲しみや
いわれのない恐れなど
大きなショックを経験しています。
またその半数の子は
「自分が見捨てられた」と感じています。
父親の半数は、実に離婚後三年たっても
一度も子どもに会いに来ていません。
その結果、三分の一の子どもは
「今いる親にも捨てられるのではないか」と恐れています。
また、約七割のこどもは
「親に会いたいという気持ちを押さえられない」と答えています。
37%の子は
「親の離婚の一年後よりも、五年後の方がよりつらい」
と証言したことは特に重要です。
離婚に関しては、時は傷口をいやせないのです。
テレビや映画などで、夫婦の不倫や離婚が
大人のゲームのように扱われているのを見ると
私は怒りをおさえられません。
とんでもないことです。
*「家族のために」 ファミリーフォーカスジャパン
の許可を得て掲載
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