お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ
2024.06.04
「若い日を夢中で楽しむあまり、あなたの造り主を忘れてはいけません」 (伝道者12:1)*リビングバイブル訳a 私は1953年に東京で生まれました。 以前上映された映画「三丁目の夕日」はまさしく私の少年時代の原風景です。 私が五歳くらいの時に父が突然 「晃、お前はどこの幼稚園に入りたい?」 と尋ねました。 五歳の子供がそれに答えるのは難しいことだと思いますが、私はその場に立ち上がり、なぜか左手を指し示し「お父ちゃん!僕はあっちにある幼稚園に入りたい!!」と確信をもって答えたことを今でもハッキリ覚えています。 入園後にわかったことは、そこが教会の運営する幼稚園であり、そこで神様への礼拝や讃美歌やお祈りや聖書のお話などを生まれて初めて経験することばかりでした。 *もっともワンパクでしたので、よく礼拝堂から出されて外で立たされました···。 後日、わかったことは、我が家から右の手の方に行けばお寺が運営する幼稚園でした。 以前、東京に行った時、その幼稚園を訪ねて、門の入口の大きな石に聖書の言葉が刻まれているのを発見しました。 それは上記の聖書の口語訳 「あなたの若き日にあなたの造り主を覚えよ」 という言葉でした。 「三つ子の魂百まで」ではありますが、幼い時に霊的なものに触れたことは私の人生に大変大きな影響を与えました。